庄交グループでは、グループで行っている幅広い事業・サービスにより、持続的な社会形成への課題対応を図ることで、当社としても持続的かつ力強い成長を目指しております。
そうした中で、当グループでは、社会課題・事業環境を踏まえて、「安全」「環境」「くらし」「地域活性化」「会社文化」の5つの重要テーマを設定し、SDGsの取り組みを進めてまいります。
庄交グループでは、安全なサービスを提供することでお客さまの生活の基盤を支える取り組みを進めてまいります。
大規模な災害が発生した場合を想定し、東京第一ホテル鶴岡やS-MALLにおいて鶴岡市と「大規模災害における施設利用に関する支援協定」を締結しております。
加えて、第一庄交ビルについても酒田市と災害時の1次避難場所として協定を締結しております。
グループ各事業部では、食品の安全・安心を第一と考え、食中毒、異物混入、アレルギーなどへの事故防止に全力で取り組んでおります。
ホテル事業部においては、アレルギーやベジタリアン、宗教上の理由により「食べられないもの」があるお客様への安心提供のため、食品ピクトグラム(絵文字)による表示を進めてまいります。
交通弱者や一般ドライバー対象として交通ルールと正しい交通マナーの実践を習慣付ける講習会を実施しております。
グループ各社では、輸送の安全を確保することを最大の使命と考え、運輸安全マネジメント体制を徹底しており、教育訓練によるヒューマンエラーの撲滅や、接遇改善、日々の点検・整備、設備の改善に努めております。
グループの庄内交通では、「貸切バス事業者安全性評価認定制度」において、最高位の三ツ星認定を受けております。
庄交グループでは、エネルギー使用の効率化などによる環境負荷を軽減することに加え、事業を通じた環境の保全に貢献することで、地球温暖化の一因となっているCO₂の排出削減への取り組みを進めてまいります。
店舗ごとに設備を省エネ効率の高い機器へと順次更新しています。既存照明をLED照明に変更することで使用電力およびCO₂の削減に努めております。空調やエレベーターなども随時省エネ型に切り替えることで使用電力の削減を図っています。
事業活動を通じて多くのプラスチック製品を使用しているため、木製、紙製など素材変更が可能なものは順次切り替えを実施しています。
また、ホテル事業部で提供するアメニティ(歯ブラシ・カミソリ・くし等)については、希望する人だけに提供することで不要なごみの削減に努めております。
グループ各事業部では、料理をおいしく無駄なく食べきる工夫や調理ロスの削減に従業員一丸となって取り組んでおります。
加えて、残った生ごみをリサイクル施設に持ち込んでの飼料化・肥料化や地域のこども食堂への支援など新たな取り組みも積極的に進めております。
ホテル事業部において、2泊以上ご宿泊のお客様に「エコ清掃」を呼びかけ、洗剤による環境汚染低減に取り組んでおります。
庄内交通、庄交ハイヤー、航空事業部においては、アイドリングストップ、エコドライブを心がけ、燃費向上・CO₂排出削減に取り組んでおります。
グループ各事業部ではオフィスからの廃棄物を削減するため、ICTを利活用し、ペーパーレス化を推進しております。
庄交グループでは、少子高齢化の急速な進行、デジタル化の進展、予期せぬ災害発生など、地域社会におけるライフラインとしての役割発揮はもとより、すべての人々が活躍できる社会づくりに向け、社会の公器としての責任を果たしてまいります。
S-MALL事業部では、ショッピングセンターの特性を最大限に生かしたまちづくりを実現するため、行政と連携した取り組みを進めております。
地域住民に向けて「集う場所」「つながる場所」を提供し、人と人とのコミュニケーションや親睦の場とすることも、まちづくりの一環と考えております。
庄内交通では、高齢化が進み路線バスの需要が高まっている中、鶴岡市の市街地を循環している路線バスを大幅に増便し、生活の利便性向上に努めております。
庄内交通では、自治体からの委託を受けたコミュニティバスを運行、庄交ハイヤーでは自治体からの委託を受けたデマンドタクシーを運行し、地域移動手段の確保に努めております。
S-MALL事業部では、段差解消や多機能トイレなど施設のユニバーサル化を進めております。
庄内交通では、高齢者や身体障がい者などが安全・安心に乗り降りできるよう配慮されたノンステップバスやユニバーサルステップが付いたバスを導入し、バリアフリー対応を進めております。
普段なかなか見ることができない「空のお仕事」に触れることで、航空機や航空産業への興味を持ってもらいたい、というねらいで開催しています。
庄交グループは、生活産業と観光産業を展開しており、地域におけるインフラ機能として、地域社会全体を持続的に発展させていくための重要な役割を果たしていくことを目指しています。
鶴岡市は、ユネスコから「食文化創造都市」に認定されている街です。庄内地域の食文化を県内外に広く発信し、交流人口の拡大や地域産業の活性化を図ることを目指してまいります。
マイクロツーリズムについて、庄内地方だけでなく周辺の新潟県北部や秋田県南部の観光ルートを地元自治体と開発することを目的に、秋田県にかほ市、秋田県由利本荘市、新潟県胎内市、新潟県村上市、山形県鶴岡市、山形県酒田市、山形県西川町と観光連携協定を締結いたしました。
地元大学と包括連携協定を締結し、地域社会の更なる活性化に貢献することを目指しております。
東北公益文科大学と「庄内地域での観光人材の育成やインターシップを通じた人材育成」を目的に協定締結。
山形大学農学部と「食分野において連携して地域活性化に貢献すること」を目的に協定締結。
山形県鶴岡市は気高い山々から広大な庄内平野、日本海へと至る変化に富んだ地形の中で、海の幸・山の幸に恵まれた豊かな食文化を有し、先人たちの知恵と情熱によって独自の食文化を今に伝えています。ホテルでは積極的に地元食材を取り入れ、新鮮な旬の素材にこだわった和食、洋食をご提供いたしており、地産地消への貢献を進めております。
お客様へより良質なサービスを提供するためには、従業員の多様な個性や能力を最大限に発揮できる企業風土を醸成する必要があります。庄交グループでは、これに向けて、労働環境の整備への取り組みを進めてまいります。
グループ各事業部では、外国人雇用や障がい者雇用、シニア人材の雇用など多様な人材確保に努めております。
男女を問わず、全員が活躍できる企業を目指して、女性活躍推進に関する「行動計画」を策定しております。
持続的な企業価値向上および生産性向上に向けた研修制度の充実を図っております。
サービス業では「人」を通じた接客によって新たな付加価値を提供することが求められており、よりよい接客・サービスを提供するためには従業員の働きがいの向上や生産性向上が不可欠です。そのために、従来の仕事の進め方や働き方を見直し、新しい働き方を実現することを目指しております。
つるおかSDGs未来都市推進パートナーに登録されました(令和5年4月1日)
鶴岡市のSDGsの普及啓発やSDGsの達成に向けた取組みを共に推進していきます。